旅行

ベトナム すり鉢の底で⑤

前回のお話はこちら↓↓↓

ベトナム すり鉢の底で④5日間の週末海外。3日目はベトナムのサパへ。半日峠道を歩いた村にホームステイ。色んな国のバックパッカーと交流しながら、村に唯一あるバーへ。甘いライスワインを飲んで、蚊帳のある寝床へ。期待していなかったシャワーは、まさかの綺麗なタイル張り。...

旦那コラム

300ドルくらいだよ

 

お金の話は好きですか?

僕は好きです。お金そのものも好きです。

発展途上国で収入の話を聞くと、その生活水準などが垣間見れて、興味深い事があります。

2014年時点でベトナムのタクシー運転手の月収は300ドルという話を聞いたので、だいたい3万円くらいですね。

実は、月収3万円くらいの国というのは多くあります

僕がよく旅行していた2010年前後の感覚で言うと、先進国はだいたい日本と同じくらいの給与、ちょっと進んだ国(アルゼンチンや南アフリカ等)だと月収7万円くらい、それより少し安い国だと3万円ぐらいという感覚でした。

ベトナム近辺の国で言うと、ベトナムとタイは同じくらいのイメージ。カンボジアやインドはそれよりも安いというイメージですね。

ベトナムはベトナム戦争で発展が遅れたイメージがありますが、カンボジアは周辺国が発展していた90年代、クメールルージュにより発展が大きく阻害されたので、2010年代になってもその溝が埋まらず、月収が低いままでした。

「月収が低くても、物価がそれに合わせて安ければ特に問題ないんじゃないの」という意見もあるかもしれませんし、一理あると思います。

しかし、実際は月収が10分の1だからといって、物の値段が10分の1かというとそうでもなくて、ペットボトルのジュース1本30~50円くらいしたりします。10倍にしたら300円~500円するので、ちょっと贅沢品になっちゃいますよね。

飛行機の値段や輸入品は日本とそれほど値段が変わらないことがあり、そうなると負担感は10倍で、海外旅行なんてとんでもないって事になっちゃいます。

日本もここ数十年景気があんまり良くないですが、まずまずの生活が出来る環境ですし、有難い部分もあるのかもしれませんね。

ベトナム サパにて

 

 

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