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ボリビア 人を喰う山

旦那コラム

視野を広げたい

視野を広げるのはすごく難しいと思いませんか。

視野を広げる方法について、僕も確信できる答えは持っていませんが、2つの話を思い出した。

 

英和辞典のエピソード

1つ目は僕自身が最初に海外に興味を持った時の話です。中学生の時に英和辞典の表紙の裏に、あるエピソードが書いていたんです。タクシーの運転手と乗客のやりとりのシーンで、タクシーが間違えて目的地に行ってしまうんですね。

その時、日本だったら運転手が間違った所に行ったのが悪いとされるけど、海外(アメリカ?)では、きちんと伝えなかった乗客も悪いという内容でした。それを見て、そんなこともあるんだと少し視野が広がった気がしました。

 

今になって考えると、海外でも多くの国で、基本的にはタクシーの運転手が責められやすい場面だとは思います。ただ、人と場所によっては反対に運転手がわかりにくかったと怒ることもあるでしょうし、乗客ももっと運転手とコミュニケーションを取ろうとするのも事実です。実際に旅して、なんとなくわかる気がします。

 

映画のエピソード

2つ目は、昔見た映画の話です。3人か4人くらいの少年が田舎から都会に行くという内容の映画です。そして、彼らが都会から帰ってくると、今まで住んでいた田舎が違って見えるんですよね。

田舎の方は変わっていないけど、少年たちが成長したから、同じものも違って見えるという。こういうのって視野を広げているのかなあと思ったりします。

 

おわりに

そうすると、新しいものに触れると視野が広がるのかなあと思います。視野が広がると今まで見ていたものが違って見えたり、見えてなかったものが見えてきたりするのでしょう。

でもそうだとしたら、生涯かけて新しいものに触れ続けて視野を広げた人は、人生の最後において何を見るんでしょうか。そんな事を考えられているうちは、僕はまだ若いのかもしれませんね。

 

おすすめ情報

今回の鉱山についてもっと良く知るのにぴったりな映画があります。「Devil’s miner」というボリビア映画です。残念ながら日本語版がないので、英語かスペイン語のどちらかが話せないと見られませんが、非常に考えさせられる映画でおすすめです。

ボリビア ポトシにて