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旦那コラム
値段交渉について
旅行で特に発展途上国に行くと、いわゆるぼったくりにあう事があります。
特に日本人はお金を持っていそうなイメージが未だにあるので、特に狙われやすいのが本当のところです。
相場を知ろう
相場を知ることは特に大切です。
そのためには漫画でも描いていますが、ガイドブックはとても参考になります。
漫画の例のように空港からホテルまでのタクシーに乗る時は、来たばかりの国で相場を把握するのが難しかったり、初めて来る場所なのでどれくらいの距離があるか分からなかったりします。そんな時、ガイドブックは非常に頼れるわけです。
その他に例えば、シャトルバスや電車がある場合は、値段が決まっていることが多いですから、本当に幾分か多い金額を支払ってタクシーに乗るだけのメリットがあるかを考えるといったことも出来ます。
選択肢を多く持つということや、比較するという事も、相場を感覚的に把握する良い方法だと思います。
交渉をしよう
とはいえ、どんな物の値段もガイドブックに載っているわけではありません。値段表示があるものであれば問題ありませんし、皆に同じ値段で売っていればよいのですが、中にはそもそもまともに値段が決まっていないものだってあります。売り手と買い手が合意すればそれで交渉成立というものです。
そんな時は自分が相手が提示してきた金額よりも、うーんと安い金額を言ってみるのも一つの手です。実際漫画のタクシーではガイドブックの相場は15ドルのところを、もう少しで8ドル相当で乗れるところだったのです。
判断のコツ
値段が高いか安いかを判断する時にとても大切なことがあります。それは、その品物なりを日本円(あるいはUSドル)に換算した時に安いと感じるかどうかで、判断をしてはいけないということです。
国ごとに物価は違うわけですから、その国の物価水準で高いか安いかを判断しなければならないのです。
「このカバンが3,000円!日本で買ったら倍はするから安い!」という判断ではいけません。その国は安い国なのです。その国の相場で適正な金額で購入しなければならないのです。
そうしないと、それこそ日本人は高く買ってくれるというイメージがつき、次に来る日本人も、その次に来る日本人も、ぼったくりのターゲットとされてしまいます。
最後に
そうは言っても旅慣れていない人は、適正な値段が全く分からないということもあるかもしれません。僕は、そんな時は平均月収で比較したり、具体的な物品で比較することがあります。
月収比較では、例えばある国の平均月収が3万円なら、物価は日本の10分の1くらいかなあと考えてみたり、物品の比較ではペットボトルのジュースが50円なら、3分の1くらいかなあと考えてみたりします。
ただ、この方法は大抵の場合穴があります。月収の比較は給与に比較して物価が高い(or低い)国ではそのままでは使えません。物品の比較も、国によって高いものが違ったりします(例えば水が貴重なら水が高くなるといった事)。ですから、この方法はあくまで全然分からない時に、とっかかりとして使ってください。
後は何回か買い物をしている内に、上記の「判断のコツ」を守りながら買い物をしていれば、自然と相場がつかめるようになるはずです。
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