落書き

ボリビア~ブラジル作成裏話(らくがき)

コラム

自分の知らない世界を描く

漫画にあるように、『旦那の過去旅シリーズ』は旦那監修のもと、他の日常漫画より少し手間入りで描いています。国名を聞いても、それがアフリカなのかアジアなのか、はたまたそれ以外なのかも分からない私に、海外の情景が浮かぶわけもなく、旦那と過去の写真だけを頼りにごまかしごまかし描いています(笑)

今回のボリビア~ブラジルについても、なかなか苦労しました。まず、はっきりとした写真がなかったことと、海外の人のニュアンスが分からない私と旦那との間にズレが生じました。

それは、私が頭の隅で、

「このシリーズでは旦那以外の登場人物を、ちゃんと“外国人らしく”描こう!」

と強く思っていたからだと思います。ボリビア・ブラジルということで、勝手な想像の中で、かなり陽気でポジティブな人物を作り上げていました。

旦那曰く、確かに陽気ではあったようなのですが、かなりギャグに近いような人物像に少し呆れていました(笑)こちらは、絵をチェックした旦那から、きっと笑って「いいねいいね」と言ってくれるのを待っていたのですが…。

この『旦那の過去旅シリーズ』ですが、旦那の話を聞いて、漫画を描けば描くほどに、海外に行って色んなものが見たくなります。それは、旦那が私に対して、言葉にして説明しても、たくさんの写真を見せても、伝えきれないであろう部分があることを強く感じるからです。

 

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