嫁コラム

披露宴で泣いていたのは、父と私だけでした

姉も兄も、式から披露宴まで、全く泣いていませんでした。なんなら、姉からは「新婦の手紙だけど、そこまで言葉に詰まってなくて聞き取りやすかった。泣いて泣いて、あんまり時間がかかるのはちょっと…」と冷静に言われる始末。

結婚式、私自身は全くする気はなかったのですが、相手側のご厚意もあり、入籍してから半年後に挙げることになりました。

人数もやることもお金も最小限で！！！なんてプランナーさんに話していたのに、蓋を開けてみたらかなりのボリュームに。

「ドレスなんて似合わないから、別予算が掛からない中から選ぶ」と豪語していたのに、最終的には遠く離れたドレスショップまで見に行きました…。ゲスト優先で考えると、料理もやっぱり美味しいものがいいし、引き出物だって何かインパクトのあるものにしたい。ちょっとした頭のお花も出来れば生花に…という結婚式の魔力(？)にまんまとやられました。

積もりに積もった金額に驚いたものの、それでも前撮りだけはしなかった私達。前撮りしてたら………前撮りしてる方！すごいです！！！

式が始まる前は「ずっと笑顔、ずっと背筋を伸ばす、ずっと写真を撮られ続ける…なんてすっごく疲れるだろうなー…」と青ざめていたのに

終わってみると…最高の一日でした。本当にあっという間で、最初から最後まで(新婦の手紙まで。笑)満面の笑みの私が写真には写っていました。

結婚式、いいもんです。旦那とは、「自分たちが式を挙げてみると苦労する部分が分かるから、今度行く結婚式は見方が変わるだろうね～。楽しみ！」と話しています。

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