旦那コラム
インデックス投資のデメリット
インデックス投資礼賛の漫画を描いておいてなんですが、インデックス投資にもデメリットがあります。
そりゃそうですよね。なければ、個別株投資なんか誰もせずに、みんなインデックス投資しますからね。
大きく利益が出ない
インデックス投資をせずに個別株投資をしている人の、主な理由はこれではないかと思います。
インデックス投資はS&P500などでは、年率7%もの高い投資リターンを得られます。しかし、価値がいきなり2倍とか3倍になることはまずありません。
個別株集中投資等をしている人は「テンバガー」と言って株価が10倍になる銘柄を狙ったりしますが、インデックス投資ではこのような期待はまず出来ません。投資で1億円以上の利益を出した人を「億り人」と呼ぶことがありますが、インデックス投資のみで億り人になろうとするのは、少し無理があるでしょう。
インデックス投資は、多くの投資先に分散することで、リスクを低減していますが、同時にリターンも分散してしまっているのです。
時間がかかる
インデックス投資で積み立てをするには、何年も時間がかかります。S&P500が年率7%だからといって、いつも7%なわけではありません。
すごくプラスになる年もあればマイナスの年もあって、平均で7%なのです。
だから、今手元にあるお金を一度に投資してしまうと、それがマイナスの年なら資産を減らしてしまいます。長期間かけて平均点を狙うように、少しずつ積み立てるしかないのです。
我慢の投資が必要
インデックス投資はプラスになったり、マイナスになったりを繰り返します。
ここで一つのポイントは、マイナスになった時でも懲りずに積立をし続けないといけないということです。来月価値が下がると分かっているような時でも、買わなければならないのです。
相場が下がった時ほど、同じ投資額で多くの投資信託を買えるわけですから、再び相場が上昇に転じた時に、多くの利益を生み出します。
暴落局面でただでさえ自分の持っている投資信託の価値が下がっているにも関わらず、さらに投資をするというのは、心の負担になる場合があります。
それを我慢できない人はインデックス投資には向いていないので、やらない方がよいでしょう。
なお、インデックス投資は暴落時に換金してしまうと、資産が減少してしまうので、急にお金が必要になっても、引き出しずらいという弱点もあります。
おわりに
以上、インデックスのデメリットの主な所をまとめましたが、本当は他にもあります。以前漫画で少しふれましたので、併せて確認いただければと思います。
こんなデメリットがありますが、きちんとルールを理解していれば、インデックス投資は初心者に優しい投資方法というのも本当ですから、よく調べたうえで判断していただければと思います。
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