旦那コラム
なぜインデックス投資は利益が出るのか
漫画ではインデックス型とアクティブ型の投資方法を紹介しましたが、なぜインデックス投資で利益が出るのかいまいちピンと来ていない人もいらっしゃるかもしれません。
インデックス投資は長期的に上がっている指標に連動する
インデックス投資はある指標に属する株を全て購入するというものです。人気のある指標であるアメリカのS&P500の場合は、500社全てを購入して、その平均点を狙うというになります。
だったら、指標自体が上がっていれば、投資結果もプラスになるわけですが、今までS&P500はどのように推移してきているのでしょうか。
それが以下のチャートです。(出典:yahooファイナンス)
途中で上がり下がりがありますが、全体的にすごく上がっているということがお分かりになるでしょう。
長期的に見れば上がり続けているので「この指標に連動するように投資すれば、利益が出るはず」というのが、インデックス投資をする理由になります。
歴史的に経済は成長する
日本では失われた30年とか言われて、バブル崩壊以後長く不況に沈んできました。なのであんまり実感はないかもしれませんが、世界規模では歴史上経済は成長を続けているのです。
日本だって、昔はラーメン1杯25円なんていう時代があったと聞きますし、円の下の銭を使っていた時代もあるわけで、経済として成長しているのは間違いがないのです。
その歴史的な経済成長にあやかろうというのが、インデックス投資なんです。
積立なら経済の成長がなされなくても大丈夫
とはいえ、実は日経平均の最高値はバブルの時の1989年につけた38,957円です。現在(2020年)に至るまで、30年以上その数字を上回っていません。その最高値を記録した時と比較すると、経済は成長していないわけです。
しかし、それでも大丈夫です。
積立なら、指標が下がってもその後で上がりさえすれば利益がでるのです。バブル以降の日経平均の最安値は2003年の7,607円です。ずっと積立続けていれば、こういう時に安く買えていますから、その後で上がりさえすれば、利益が出るのです。
経済的成長にあやかるというのは、必ずしも最高値を更新し続ける必要はないのです。
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