旦那コラム
タンザニアの中の小さな国?
ザンジバルはインド洋、タンザニアの首都ダルエスサラーム沖に浮かぶ島です。タンザニアから大幅な自治を認められており、独立心旺盛な地域です。
ザンジバル入国について
僕はダルエスサラームから船に乗ってザンジバルへ行きましたが、上陸の際にパスポートの提示を求められました。そして、ザンジバルのスタンプを押されたのです。
パスポートのスタンプは労働ビザや観光ビザ等の査証です。ザンジバルがタンザニア国内の一地域であれば、当然ビザを取得する必要はないわけですが、まるで外国に来たみたいにスタンプが押されました。
ここで面白いのはダルエスサラーム側ではスタンプを押されていないので、これだけ見れば、タンザニア本土ではザンジバルを独立した国家のように取り扱っていませんが、ザンジバル側では自分達が一国家であるように振舞っていることです。
まるで、中国と台湾みたいですよね。
ザンジバルのエネルギー事情
そんなザンジバルですが、電気は海底ケーブルを使ってタンザニア本土から引いていました。しかし、僕が行った時はその海底ケーブルが断線していて、発電機等で多少対応するものの、基本的には島全体が停電しているという状況でした。
非常に暑いのに、ファンが回せずに夜眠れず困りました。電気がないのでATMが動かずお金が引き出せないと聞いた時には、ちょっと笑いました。
島民から海底ケーブルが修理できるのは3年後だと聞き、またちょっと笑ってしまいました。ちなみに、皆さん結構余裕そうでした。
ザンジバルの観光事情
ザンジバルは観光業がさかんで、漫画にも出てきたスパイスツアーは有名です。でも、それ以上に有名なのが、世界一とも評されるエメラルドグリーンの美しい海です。
僕がザンジバルに来た目的は、その世界一の海でスキューバーダイビングをするためでした。その以前から一度来てみたいと思っていたのです。なお、潜ってみたらちょうど前日に雨が降ったところだったので、海の中が砂で濁り、その美しさを十分に堪能できなかったのは少し心残りでしたが。
そんなザンジバルですが、観光業がさかんな故の弊害に見舞われていました。観光客が押し寄せることで、物価があがってしまったのです。また、外から来た人間に職を奪われるなど、地元の方には様々な負担がかかっており、問題となっていました。
ザンジバルにて
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