旦那コラム
13歳の少年
発展途上国に行くと、子供達が仕事をしていたり、物乞いをしているということがよくあります。食べ物を売っていたり、靴を磨いていたり、あるいは単に「金をくれ」と言われるだけのこともあります。
こういった場合は、基本的に相手にしないようにしています。彼らにお金を支払うと、彼らはそれを親に渡します。親たちはますます子供達を働かせてしまい、彼らが学校に行く時間がなくなってしまうからです。
可哀想に思ってお金を支払う事は、彼らの将来を考えるとマイナスにしかなりません。(お菓子をあげようとする人もいますが、これも行うべきではありません。甘いお菓子を食べて虫歯になった場合、歯医者に行くお金は彼らにはありません。)
ただし、この少年はこういったケースには当てはまらないと判断しました。夏休みの時期であり、学校に行くことの邪魔にならないこと、彼が稼いだお金を親に渡すのではなく、塾に使うと言ったことからです。そして、実際に彼の英語はかなり上手でした。正直お坊さんよりもうまかったんじゃないでしょうか。学費の足しになるのであれば、彼の将来にプラスに働くのではないかと期待したわけです。
そんな訳で少年にガイドをしてもらいましたが、旅をしているとこういった判断が難しい場面に出会うものですね。
お坊さん
絵で伝わっているかどうか分かりませんが、若いお坊さんでした。20代半ばというところではなかったでしょうか。首都プノンペンでオーストラリア人に3か月間英語を習って、英語の先生になったとのことでした。その際は、日本のJAICAが費用をもったそうです。
そして、仏教の違いの話ですが…
うーん。どういう意味だったんでしょうねえ。
この話には続きがあって、お坊さんの「川を見ろ…」の話が分からなかったので、どういう意味かさらに突っ込んで聞いてみました。そうしたら、「英語ではうまく説明できない。」と頭を抱えられてしまいました。
はじめにタイやカンボジアの仏教と日本の仏教の違いを聞かれたときは、小乗仏教と大乗仏教を思いつきましたが、川の例え話とは少し違うようです。
あるいは、異なる川が同じ海に注ぎ込むように、タイやカンボジアの仏教も日本の仏教も、最終的に同じところへ行き着くといった意味かとも思いましたが、それなら英語で説明できないというほどの内容でもありません。
結局、答えは風の中です。どなたか答えに心当たりのある方がいらっしゃれば、是非教えていただきたいところです。
カンボジア バタンバンにて
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